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i-House

2022.7 竣工 

所在地   新潟市秋葉区

用途    専用住宅

構造・工法 在来工法

床面積   95.01

工事種別  新築

施工    特定法人水と健康協会

撮影    fuse photo

横浜からの移住者が新潟に馴染むための住宅です。


ご夫婦と男の子と女の子の4人家族は都市部の住宅環境と比べ、自然と住環境の良い地方での生活を選択しました。秋葉区は豪雪地ではないけれど関東の生活とは違い雪の心配がありました。1シーズン賃貸で暮らすことで生活することのイメージは持てたと話していました。また、医療従事者であるご主人の生まれ故郷である秋葉区であることも決定を後押ししました。

 

ご家族の一番の希望は暖かく熱効率の良い建物であること。

外皮性能の基準であるUA値:0.39(W/㎡・k)

相当隙間面積C値:0.3(c㎡/㎡)

スペック的にはHEAT20のG2グレードにわずかに届きていませんが価格とスペックのバランスで決定しました。勿論設計上G3グレードまで引き上げることも可能です。

空間設計においては必要な外形をそのまま空間として気積を小さく抑え、動線・家具の配置を考慮してミニマムなプランとしています。面積と高さを小さくすることでイニシャルとランニングコスト両方を抑える狙いです。結果的にプロダクト的な外観とリビング空間は鋭角の吹抜けが特徴となっています。また、南に正対した配置として冬場の日射取得を多少期待するのと、建物の周りに三角の庭や駐車場が生まれ広い敷地を無駄なく利用できています。広い敷地ならではの配置計画です。

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