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  • 執筆者の写真オブデザイン

性能とコスト



新潟市秋葉区で新築住宅の設計をスタートしました!


「高気密高断熱を施し、快適で化石燃料利用を抑えた暮らしをしたい」


光熱費が抑えられ、温度差が少ないので風邪をひきにくくなって

医療費が抑えられ死亡リスクを抑えられる数々のメリットがあります。


一つの指標としてHEAT20 G2グレードがありますが、

もちろん更に高い性能の建物を追求することは可能です。

がしかし、比例して建築コストは上昇します。


メリットが多いので良い考え方ですが半面、多額の住宅ローンを負うことになります。


なので、建物は性能を重視したミニマムな設計となります。

さらにメンテナンスコストを抑えられることも大事です。

それでいてデザイン性は設計者として工夫したい欲があります。


まだまだ、設計初期段階ですが

コストと性能のツボをはずさないようにしたいです。


回遊する空気


パッシブハウス設計において上下階の温度差を少なくすることが大事ですが

高断熱・高気密を施したとして、それでも暖かい空気は上昇してきます。


そのため、空気の逃げ道を作り循環する仕組みを設計にと盛り込みました。


具体的にはリビング上部の吹抜けから階段に抜ける循環を考慮しています。

空気が循環することで上下階の温度差が少なくなり心地の良い環境になると考えています。


敷地の利用方法

ゆとりのある敷地を有効に活用することを考え

敷地に対して角度を付けた配置としました。


敷地の四隅には三角の空地となり

庭や駐車スペースなどの役割が発生します。


各辺が長く広がりのある庭になることも特質すべき点です。


南側にメインの開口部が正対して

冬の直射日光を享受できる向きになります。

冬の新潟では晴れ間が少ないので期待は低いですが

少なからず影響を受けると思います。



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